五大観光株式会社

2017/10/20

風情漂う木造りの湯船にサッと３分間・・

那須温泉元湯・鹿の湯は、約１３００年前の舒明（じょめい）天皇の御世に開湯されたといわれます。
狩野三郎行広という者が山狩の際に、射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、傷を負った鹿がこの湯で傷を癒していた。そこから「鹿の湯」と名が付いたと言われています。
温泉は硫黄温泉で、入浴前少し熱めのお湯を杓で後頭部に１００～３００回かぶり、温度の違う温泉を胸のあたりまで沈め３分、浸かっては休みを３回ほど繰り返します。
この浴法が「短熱浴」といわれる鹿の湯の楽しみ方です。
ちなみに、石鹸・シャンプー類は使用禁止です。
古き良き湯治場の面影を残した、由緒正しい日帰り温泉。
江戸時代には松尾芭蕉も立ち寄ったと言われています。

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